認知症にはいくつかの種類がありますが、主なものとして、以下の4つが挙げられます。
・アルツハイマー型認知症

・脳疾患型認知症

・レビー小体型認知症

・前頭側頭型認知症
このうち、全体の約80%を占めるのが、アルツハイマー型認知症、脳疾患型認知症です。
約60%はアルツハイマー型認知症で約20%は脳血管型認知症によるものとされています。一般的に認知症というと、アルツハイマーと認識をされる方が多いですが、それぞれ症状や進行速度のにも違いがあります。
認知症の症状は、記憶障害を中心とした中核症状と性格や環境の変化などが要因となる周辺症状があります。

中核症状とは、脳の神経細胞の破壊によって起こる症状で、一般的な症状は記憶障害が起こるようになります。数時間~数分前に起きたことも忘れるような症状が特徴ですが、一方では、過去の記憶は鮮明に覚えています。しかし、症状の進行とともに、過去の記憶も失われていきます。

その他、判断力の低下、時間や場所、名前などが分からなくなる見当識障害などがあります。周辺症状は、妄想や幻覚を見たり、暴力、徘徊といった精神症状が現れます。また同時に、うつ傾向や不安感、無気力といった感情障害が起こります。周辺症状は性格や育った環境、人間関係などが関係するため症状は人それぞれです。