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食品安全委員会より、カフェインについてのQ&Aが届きましたので、シェアします。
ご参考にしてください。

Q1 カフェインはどのようなものに含まれていますか?
A1 カフェインはコーヒー豆、茶葉、カカオ豆、ガラナなどに含まれています。国や食生活により異なりますが、コーヒーと茶の2つが最も大きな摂取源です。最近では、エナジードリンクやサプリメントなど、カフェインが添加されている食品も増えてきました。

Q2 カフェインの健康への影響は?
A2 カフェインには中枢神経を興奮させる作用があるため、たとえば仕事の合間にコーヒーなどを飲むと頭がすっきりしたり、眠気を覚ましたりといった効果が期待できます。しかし、多量に摂取すると身体への有害な影響が現れます。
カフェインの一般的な急性作用として、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などが挙げられます。消化管系の刺激により下痢や吐き気をもたらすこともあります。
また、長期的な作用として、ヒトによっては高血圧のリスクが高くなる可能性や、妊婦において、胎児の発育を阻害する可能性が報告されています。

Q3 特に注意すべきはどのような人たちですか?
A3 世界保健機構(WHO)は、一日のカフェイン摂取量が300mgを超える妊婦は、妊娠中、流産や新生児の低体重のリスクを減らすため、カフェインの摂取量を制限することを推奨しています。
また、一部の国では、主にリスクが高いとされる妊婦や子どもに対して、以下のとおり一日当たりの健康に悪影響のない最大摂取量の目安を設定しています。

対象 一日当たりの健康に悪影響のない最大摂取量 機関名
妊婦 300mg オーストリア保健・食品安全局
200mg 英国食品基準庁
300mg カナダ保健省
子ども 全体 2.5mg /kg体重 カナダ保健省
4~6歳 45mg /kg体重 カナダ保健省
7~9歳 62.5mg /kg体重 カナダ保健省
10~12歳 85mg /kg体重 カナダ保健省
健康な成人 400mg /kg体重 カナダ保健省

 

Q4 エナジードリンクを飲むときに注意する点は?
A4 市販のエナジードリンクを飲む際には、成分表示を見てカフェイン量を確認してください。
その際、表示の多くが100mlあたりの濃度で記載されているので、缶や瓶1本あたりに換算してください。
エナジードリンクと合わせて他のカフェイン入り食品(飲料)を摂る場合、カフェインの摂取量は上乗せになることに注意してください。また、アルコールとカフェイン入りのエナジードリンクを一緒に飲むと、アルコールの酔いをカフェインによる興奮作用が覆い隠してしまい、お酒を飲みすぎる可能性があります。
さらに、カフェインとアルコールにはどちらにも利尿作用があり、気がつかないうちに脱水状態になってしまう可能性があります。

≪参考≫
・食品安全委員会「食品中のカフェイン(ファクトシート)」
http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf
・食品安全委員会「季刊誌食品安全vol.51「食品中のカフェインについて」」
http://www.fsc.go.jp/visual/kikanshi/k_index.data/vol51_P2_3.pdf
・食品安全委員会「みんなのための食品安全勉強会「カフェインの安全性及びコーヒーについて」」
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20171207ik1_210.pdf
・厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html
・農林水産省「カフェインの過剰摂取について」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html